お寺再建で目が行くのが木!
日本には太い木がどんどん少なくなってきていて、また使う人も少ないので、金額もどんどん値上がりしています。
このようにお寺を建てる上でネックになるのが木ですが、その陰で目立たないですが、大変こだわったものが、釘!!
釘です!
釘というと、ホームセンターなどで売られていて、簡単に手に入るものですが、今回お寺に使う釘は、普通の釘じゃないんです。
「和釘」という言葉聞いたことないですか?
日本の昔からある釘で、今よく見る丸い釘と違い、和釘は四角の形をしています。
しかも、樽型といい、先は遅く真ん中が膨らんでいて、また頭の方がちょっと細くなります。
不思議な形です。
そして、作り方もまた特別です。
刀を作るように、熱した鉄を金槌で打って延ばしていき、形も整えていきます。
お寺に釘を使わせてもらうのに、直接会いに行ったのですが、なんとその時に一緒に釘をうたせてもらいました!
貴重な体験。
もちろん初体験!
作っている方は、「The 職人」という感じのおじいちゃんでした。
名前は白鷹さん
http://www.frkw.com/index010.html
工場?兼、住居のいかにも職人さんの家という感じの家に到着すると、すぐに釘を打つぞということで、一緒に釘打ち。
見本をみせてくれると、いとも簡単に金槌を打ってあっという間に釘の形に。
はいどうぞ!という感じで変わると、これが大変難しい。
打つたびに形が変わっていくが、思うように鉄が延びなかったり、思うような形にならなかったり。。
そして、気づけば鉄が冷えて固まってしまう。
手伝ってもらいながら、なんとか釘のような?形のものになりました。
「ある意味名品じゃ」
と笑いながら発した言葉が印象的です。
場所を移動して、今まで作った大きな釘などをみせてくれました。
薬師寺のために作った釘も。
話の中で、
「鉄にもいろいろあって、不純物が多い釘は思い通りの形にするのは難しい。
不純物が少ないと簡単に思い通りの形になる」
といっていました。
人間も同じですね。
「我という物をたくさんもっていると、他の人の意見が聞けなかったりして、周りの人と溶け込めなかったり、もめてしまったり、もんくばかりでてします。
でも、そのような我といわれるものがなく、柔軟な心があれば、いろんな人と仲良くでき、いろんな意見を受け止めることができる。」
仏教に通じることがあるなと実感。
話はそれましたが、釘の話にもどすと、この和釘は、さびてもOK、木に打ったときも曲がって入っていってもOK、そして、3分の1入れば抜けないというすごいことだらけです。
普通の釘だとまっすぐ入らないとダメですが、和釘は打っていくと自然と曲がって行くみたいです。
堅い部分を避けて、柔らかいところを選んで曲がって奥に入っていく。
そのお陰で一度入ってしまうと抜けないということらしいです。
本当に日本の昔の技術は、考えられていて、すごいの一言です。
お寺を建てるのは大変なことですが、でも、このようになかなか出会えない方に出会え、また日本のすごい技術に触れることができるのは、貴重な体験です。
改めて日本の技術を見直しました。
そして、まだまだ日本のことを知らないのだと実感しています。
日本には太い木がどんどん少なくなってきていて、また使う人も少ないので、金額もどんどん値上がりしています。
このようにお寺を建てる上でネックになるのが木ですが、その陰で目立たないですが、大変こだわったものが、釘!!
釘です!
釘というと、ホームセンターなどで売られていて、簡単に手に入るものですが、今回お寺に使う釘は、普通の釘じゃないんです。
「和釘」という言葉聞いたことないですか?
日本の昔からある釘で、今よく見る丸い釘と違い、和釘は四角の形をしています。
しかも、樽型といい、先は遅く真ん中が膨らんでいて、また頭の方がちょっと細くなります。
不思議な形です。
そして、作り方もまた特別です。
刀を作るように、熱した鉄を金槌で打って延ばしていき、形も整えていきます。
お寺に釘を使わせてもらうのに、直接会いに行ったのですが、なんとその時に一緒に釘をうたせてもらいました!
貴重な体験。
もちろん初体験!
作っている方は、「The 職人」という感じのおじいちゃんでした。
名前は白鷹さん
http://www.frkw.com/index010.html
工場?兼、住居のいかにも職人さんの家という感じの家に到着すると、すぐに釘を打つぞということで、一緒に釘打ち。
見本をみせてくれると、いとも簡単に金槌を打ってあっという間に釘の形に。
はいどうぞ!という感じで変わると、これが大変難しい。
打つたびに形が変わっていくが、思うように鉄が延びなかったり、思うような形にならなかったり。。
そして、気づけば鉄が冷えて固まってしまう。
手伝ってもらいながら、なんとか釘のような?形のものになりました。
「ある意味名品じゃ」
と笑いながら発した言葉が印象的です。
場所を移動して、今まで作った大きな釘などをみせてくれました。
薬師寺のために作った釘も。
話の中で、
「鉄にもいろいろあって、不純物が多い釘は思い通りの形にするのは難しい。
不純物が少ないと簡単に思い通りの形になる」
といっていました。
人間も同じですね。
「我という物をたくさんもっていると、他の人の意見が聞けなかったりして、周りの人と溶け込めなかったり、もめてしまったり、もんくばかりでてします。
でも、そのような我といわれるものがなく、柔軟な心があれば、いろんな人と仲良くでき、いろんな意見を受け止めることができる。」
仏教に通じることがあるなと実感。
話はそれましたが、釘の話にもどすと、この和釘は、さびてもOK、木に打ったときも曲がって入っていってもOK、そして、3分の1入れば抜けないというすごいことだらけです。
普通の釘だとまっすぐ入らないとダメですが、和釘は打っていくと自然と曲がって行くみたいです。
堅い部分を避けて、柔らかいところを選んで曲がって奥に入っていく。
そのお陰で一度入ってしまうと抜けないということらしいです。
本当に日本の昔の技術は、考えられていて、すごいの一言です。
お寺を建てるのは大変なことですが、でも、このようになかなか出会えない方に出会え、また日本のすごい技術に触れることができるのは、貴重な体験です。
改めて日本の技術を見直しました。
そして、まだまだ日本のことを知らないのだと実感しています。